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保険の見直しは必要?物価高の今、保険料を減らす・保障を増やす判断ポイントを解説

保険の見直しは必要?物価高の今、保険料を減らす・保障を増やす判断ポイントを解説

物価高で保険料を見直したい方へ。保険を減らす人・増やす人の調査結果をもとに、保険料を抑えるポイントや必要な保障の考え方、NISAとの使い分けをわかりやすく解説します。

物価高の今、保険料を減らす・保障を増やす判断ポイントを解説

物価や生活費の上昇が続くなか、毎月の固定費を見直したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

なかでも、毎月支払っている保険料は、見直しの対象になりやすい支出のひとつです。

「保険料をもう少し安くしたい」
「昔加入した保険をそのまま続けている」
「NISAなどの資産形成にお金を回したい」
「今の保障内容で本当に大丈夫なのか不安」

このような悩みがあっても、保障を減らしてよいのか判断できず、そのままになっている方もいるかもしれません。

実際、保険の見直しには、保障を減らすだけでなく、必要な保障を増やしたり、保障内容を変えずに保険料を抑えたりする方法もあります。

この記事では、保険の見直しに関する調査結果をもとに、見直しを考えるきっかけや、保険料を減らす場合・保障を増やす場合の判断ポイントをわかりやすく解説します。

1. 保険を見直す人は多い?調査結果からわかる実態

保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」を運営するSasuke Financial Lab株式会社が実施した調査では、直近3年以内に保険を見直した30〜60代の男女500人を対象に、保険の加入状況や見直しの理由などを調べています。

調査によると、直近3年以内の保険の見直し状況は、次のような結果となりました。

一部またはすべての保険を解約、もしくは保障・保障額を減らした:37.0%

新たに保険に加入、もしくは保障・保障額を増やした:33.6%

見直しを検討したが何も変えなかった:14.4%

保障内容や保障額を変えず、保険料が安い別の会社・商品に乗り換えた:14.0%

※調査対象は、直近3年以内に保険の見直しを行った全国の30〜60代の男女500人。2026年7月にインターネットで実施。

この結果からわかるのは、保険の見直しが必ずしも「解約」や「保障を減らすこと」だけではないという点です。

保険料を抑えたい人がいる一方で、家族構成の変化や将来の医療費への不安から、保障を増やした人も少なくありません。

大切なのは、周囲がどうしているかではなく、今の自分や家族にとって必要な保障が何かを確認することです。

2. 保険を減らす理由で多いのは「物価高」と「収入の減少」

同調査では、保険を解約したり、保障や保障額を減らしたりした理由についても調べています。

主な理由は次のとおりです。

物価高による固定費削減のため:29.2%

収入の減少により家計が厳しくなったため:17.3%

保険より投資・資産運用にお金を回すため:16.8%

物価高や収入の減少など、家計の負担を軽くするために保険を見直す人が多いことがわかります。

また、保険料を抑えるだけでなく、NISAなどの資産形成にお金を回したいという考え方も見られました。

保険料を安くするために、すぐ解約しても大丈夫?

保険料が家計の負担になっている場合、見直しを検討することは大切です。

ただし、保険料を減らすことだけを優先して、必要な保障までなくしてしまうのは避けたいところです。

例えば、医療保険を解約した後に病気になった場合、再加入しようとしても健康状態によっては加入できなかったり、以前より保険料が高くなったりする可能性があります。

死亡保障についても、家族を養っている方と、子どもが独立している方では必要な保障額が異なります。

そのため、保険料を見直す際は、次の順番で考えてみましょう。

現在加入している保険の保障内容を確認する

公的医療保険や遺族年金など、利用できる公的保障を把握する

万が一の際に必要な金額を考える

保障の重複や過剰な部分がないか確認する

必要な保障を維持しながら、保険料を抑える方法を検討する

保険を解約する前に、保障額の減額や特約の整理、別の商品への乗り換えなど、ほかの選択肢も確認しておくとよいでしょう。

家計の見直しは支出チェックから|ムダを減らして資産形成に回す方法

3. 保険料を減らすだけではない?保障を増やす人もいる

調査では、保険を見直して保障を増やした人も33.6%いました。

保障を増やした保険の種類では、次の3つが上位となっています。

医療保険・女性医療保険:27.1%

生命保険(死亡保険)・収入保障保険:21.2%

がん保険・特定疾病保険:19.2%

保障を増やした理由としては、「家庭や自分の状況に変化があり保障の追加が必要だと感じた」が32.1%、「結婚・出産・住宅購入・子どもの成長など、ライフステージの変化」が23.8%、「将来の医療費や自己負担額に不安を感じた」が18.5%となっています。

つまり、保険の見直しは、家計の負担を減らすためだけでなく、これからの生活に備えるためにも行われています。

保障を増やしたほうがよいのは、どんなとき?

例えば、次のような変化があったときは、必要な保障が変わっている可能性があります。

結婚・出産したとき

自分に万が一のことがあった場合、配偶者や子どもの生活費をどう確保するか考える必要があります。死亡保障や収入保障保険が十分か、確認してみましょう。

住宅を購入したとき

住宅ローンを組む際に団体信用生命保険に加入していれば、万が一のときに住宅ローンの返済負担がなくなる場合があります。その保障内容も踏まえて、死亡保障の必要額を考えることが大切です。

年齢を重ね、医療費が気になり始めたとき

病気や入院への不安から医療保険を検討する方もいます。ただし、公的医療保険や高額療養費制度などもあるため、民間の保険でどこまで備えるかを整理しておきましょう。

収入や働き方が変わったとき

転職や独立などで収入の状況が変わった場合は、保険料を無理なく支払えるか、万が一の際の生活費をどのように確保するかを考える必要があります。

このように、必要な保障は家族構成や働き方、資産状況によって変わります。以前加入した保険が、今も最適とは限りません。

4. 保険料を減らしてNISAに回すのは正解?

保険の見直しを考える際、「保険料を減らしてNISAで資産運用したい」と考える方もいるでしょう。

実際に今回の調査でも、保険より投資・資産運用にお金を回すことを理由に、保障を減らした人が16.8%いました。

ただし、保険とNISAは、そもそもの役割が異なります。

保険は、死亡や病気などによって大きな経済的負担が発生した場合に備えるものです。一方、NISAは投資で得られた利益が非課税になる制度で、資産形成に活用できます。

NISAには、投資した金額が必ず増えるという保証はありません。必要なときに資産が値下がりしている可能性もあります。

そのため、保険を解約してNISAに切り替えることが、すべての人にとって正解というわけではありません。

まずは生活費や緊急時の資金を確保し、万が一の際に必要な保障を整理したうえで、資産形成に回せる金額を考えることが大切です。

また、貯蓄性のある保険を解約する場合は、解約返戻金やこれまでの契約条件なども確認しましょう。保険によっては、解約時に払込保険料の総額を下回ることがあります。

保険とNISAのどちらか一方だけで考えるのではなく、それぞれの役割を理解して使い分けることが重要です。

5. 今の保険が自分に合っているか確認する5つのポイント

保険の見直しをしたいと思っても、何から始めればよいかわからない方もいるでしょう。

まずは、現在加入している保険について、次の5つを確認してみてください。

① 毎月の保険料はいくらか

生命保険、医療保険、がん保険など、加入している保険の保険料を一覧にしてみましょう。

1つずつの保険料はそれほど高くなくても、複数の契約を合計すると家計の負担になっていることがあります。

② どのような保障があるか

死亡保障、入院給付金、手術給付金、がん診断給付金など、どのような場合に保険金や給付金を受け取れるのか確認しましょう。

保障内容を把握することで、必要な保障が不足していないか、似たような保障が重複していないかを確認できます。

③ 保障はいつまで続くか

保険には、一定の年齢や期間で保障が終了するものや、更新によって保険料が変わるものがあります。

今後の保険料や保障期間を確認し、将来の家計に無理がないか考えてみましょう。

④ 今の家族構成に合っているか

子どもが生まれたときに加入した死亡保険も、子どもが独立すれば必要な保障額が変わる可能性があります。

反対に、結婚や出産によって、以前よりも手厚い保障が必要になることもあります。

⑤ 保険以外で備えられるお金はあるか

預貯金や勤務先の福利厚生、公的医療保険、遺族年金なども、万が一の際の支えになります。

保険だけで備えようとするのではなく、利用できる制度や手元の資産も含めて考えると、必要な保障を整理しやすくなります。

6. 保険の見直しで大切なのは、今の暮らしに合ったバランス

保険を見直した結果、毎月の保険料が安くなれば、教育費や住宅費、貯蓄、NISAなどに回せるお金が増える可能性があります。

一方で、保険料を抑えることを優先しすぎると、万が一の際に必要な保障が不足することもあります。

反対に、将来への不安から保険に入りすぎると、毎月の保険料が家計を圧迫してしまうかもしれません。

大切なのは、保険料の安さだけで判断するのではなく、次の3つのバランスを考えることです。

保障:万が一のとき、家族や自分の生活を守れるか

家計:毎月の保険料を無理なく支払い続けられるか

資産形成:将来に向けた貯蓄や投資にお金を回せるか

この3つを整理することで、自分や家族にとって無理のない備えを考えやすくなります。

「保険料が高いから解約する」「不安だから保障を増やす」とすぐに決めるのではなく、まずは現在の保障と家計の状況を確認することから始めてみましょう。

まとめ|保険の見直しは、家計と将来を考えるきっかけ

物価高が続くなか、保険料を抑えたいと考える方は少なくありません。一方で、家族構成の変化や将来の医療費への不安から、保障を増やす人もいます。

保険の見直しに、すべての人に共通する正解はありません。

今の自分に必要な保障は何か、毎月の保険料は家計に合っているか、NISAなどの資産形成とのバランスはどうか。こうした点を整理することが大切です。

「昔加入した保険をそのまま続けている」「今の保障が十分なのかわからない」「保険料を減らして貯蓄やNISAに回したい」と感じている方は、一度、現在の契約内容を確認してみてはいかがでしょうか。

保険やお金のこと、一緒に整理してみませんか?

GEARLINK PARTNERSでは、生命保険や医療保険の見直しをはじめ、家計の整理やNISAなどの資産形成についてもご相談いただけます。

今すぐ保険を変更する必要はありません。まずは現在の状況を整理し、自分に合った備え方を考えることから始めてみましょう。

「保険を見直したほうがいいのか聞いてみたい」「NISAと保険のバランスを考えたい」といったご相談も歓迎しています。

まずはLINEから、お気軽にお問い合わせください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。保険の見直しや解約、金融商品の購入などを検討する際は、契約内容やご自身の状況を確認したうえで判断してください。

【参考】Sasuke Financial Lab株式会社「コのほけん!」編集部による保険の見直しに関する実態調査(2026年7月実施)